リバース:1999のXくんが好きなので、彼についての情報+ちょっとした考察をまとめました。
考察といっても表面上のことを少しなぞるくらいです。
個人が勝手に書いているものです。
先行版の情報はノータッチで書いていきますので、誤りや思い違いも多数あると思いますがご容赦ください。
まずはTwitterでの人物紹介
【キャスト】// X
— リバース:1999【好評配信中】 (@Reverse1999_JP) 2023年7月29日
CV. #土岐隼一
ラプラス計算科学研究センターの天才発明家。
決して捕らえられない殺し屋。
ゴールドバーグ・マシンは滑稽なおもちゃか、
それとも姿なき殺人兵器か。#リバース1999 pic.twitter.com/SE6Ee5rTA8
>ゴールドバーグ・マシン
Wikiから引用すると
アメリカ合衆国の漫画家ルーブ・ゴールドバーグ(英語版) が発案した、普通にすれば簡単にできることをあえて手の込んだからくりを多数用い、それらが次々と連鎖していくことで実行する機械・装置のこと。
20世紀の機械文明、つまりひたすら機械化に熱中しその道を突き進む世界、その複雑さ、面倒臭さ、無駄、馬鹿馬鹿しさに着目し、それを揶揄したり、風刺する目的でルーブ・ゴールドバーグが発案した。日本ではテレビ番組『ピタゴラスイッチ』で広く認知されたため、番組内の名称であるピタゴラ装置がルーブ・ゴールドバーグ・マシンの一般的な名称として使われることがある。
そのまんまピタゴラスイッチ的な機械・装置だと捉えれば良さそう。
アルティメットもまんまピタゴラスイッチだし。
彼の右目(金色の瞳孔に、黒い白目)もこれがモチーフな可能性。
>決して捕らえられない殺し屋。
>それとも姿なき殺人兵器か。
これはXの文化3で書かれている、彼が孤児院の人間を意図的に殺したことについてだと思われる。
パンドラ・ウィルソン 話題を変えましょう。何年か前に、某孤児院で事故がありましたよね?貴方もそこにいたと聞きます。
パンドラ・ウィルソン 犠牲者は緩くなって落ちた屋根の部品に打たれて命を落としたそうですね。角度、風速、力度とも非常に精密な計算がされていたと推測されています。
Xがこれの犯人であることはほぼ確定だろうが、その犠牲者を殺した理由が彼個人の怨恨によるものなのか、それともただ単に被験者として都合が良かったからなのかは分からない。
主人公側のプレイアブルキャラであるのだから、さすがに前者であって欲しいが、マッドサイエンティスト的な面も彼のキャラクター造形に含まれているのなら、後者である可能性も十分に高い。
ただ、
神秘学家もそうでない人も、お金持ちも貧乏人も、みんな同じように血が流れてるし、血を流すことができる。分け隔てなく接しようよ。
こんな台詞を口にしている彼が善良な人間を軽々しく殺害するとも思えないので、やっぱり何かしらの理由があったと信じたい。
これまでの経歴
言い回しが独特だが、アメリカニューヨーク州の孤児院で幼少期を過ごし、その後ローレンツ研究所に属することとなった、の意で良さそう。
孤児院のことは彼の台詞内でもたびたび挙げられている。
前述した事故のことを踏まえると不穏な経歴だが、院長先生や同世代の子供たちについて言及する時は穏やかな口調なので、少なくとも彼ら全員に悪感情を持っていたわけではないと分かる。
単品でも孤児院から贈られた万年筆を持っているわけだし(だからこそ、前述の事故の不穏さが引き立つような気もするが)
彼が今現在所属している組織について、メインストーリー内で言及されてはいるのだが、その問答が曖昧だったのでここで整理しておきたい。
>ぼくらは財団には属していない……計算科学研究センターにすらね。
言葉通りに捉えると、X含むアルカニストは財団と計算科学研究センター、どちらにも所属していない状態だと受け取れる。
もう一つの解釈としては、たとえ財団や計算科学研究センターに在籍していても、その志は別にある。本当の意味で彼らの仲間にはなり得ない。精神的な拠り所は、同じアルカニスト同士の中にしかない、という意味合い。
おそらくこちらの方が正しいと思う。
アルカニストと、非アルカニストの間にはあきらかな差別や断絶がある。
これを踏まえたうえで、4章終盤で語られていたヴェルティ率いる財団内で独立したアルカニスト集団の実現が、X含むアルカニストたちにとっての拠り所となるのだろう。
4章中でXが「財団はいつから、そんなに慈悲深くなったんだい?」と言っているように、彼としても財団の閉塞的な環境には嫌気がさしているのかもしれない。
ソネットのように、財団に従順なアルカニストでさえいい待遇を受けているように見えないので、Xの立場も想像がつきそうである。
と、ここまで語ってみたものの、じゃあ彼が属してるらしい「ラプラス計算科学研究センター」(Twitter紹介参照)とは一体……?となる。
胸元の名札(画像参照)にきちんと「ラプラス」らしき単語が書かれているので、誤訳の可能性は薄い。
名前からして計算科学研究センターと関りがあるものに思えるので、財団内での支部か何かか? じゃあローレンツ研究所とはどういう関わりがあるの? と疑問が多数出てくるけれども、これから明かされていくのだと信じたい。
個人的には、ゲーム内のXの作品概要で「ローレンツ研究所にて保管された」とあるので、ローレンツ研究所の一部門もしくは傘下としてラプラス〜が存在してるのかなと思う。
実は見落としてるだけで、ここに記載があったよ~とかあればいつでも教えてください。
(3/18 追記)
コメントで指摘してくださった方が二人いたので、引用させていただきます!
個人的に
>ぼくらは財団には属していない……計算科学研究センターにすらね
の部分はローレンツ研究所はあってないモノ=計算化学研究センターの秘密組織と解釈してました
小道で読める「黒い粘液がついた手紙」で秘密結社として独立しストームを引き起こした「始まりの蝶」を探しているローレンツの調査員と何度か接触を試みたという内容が書かれたものもありましたし
リバース1999内の「黒い粘液のついた手紙」にて、ラプラス計算科学研究室から独立した存在がローレンツ研究室との記述があります。
そのため、Xが発言されていた「ぼくらは財団には属していない……計算科学研究センターにすらね。」という言葉はローレンツがラプラスから独立した存在であるがゆえの発言であると考えます。(私はもう一つの解釈も素敵なのでそういう意味も含まれている可能性もあると思います。)
とのことで、どうやら私が小道のテキストを見逃してたみたいです😭!
なので言葉の暗喩的なものではなく、物理的に(???)ラプラス計算科学研究センターから独立したものがローレンツ研究室のようです!
ご指摘してくださってありがとうございました!
性格について
「会えて嬉しいよ。ずっと待ってたんだからね!」のように、人懐っこい台詞が多い。
穏やかな口調と愛らしい笑顔も相まって、少年らしい純真さを持っているように思える。
その一方で、マッドサイエンティスト的な言動も多い。
ヴェルティやパンドラ・ウィルソンを実験体にしたがったり、消灯を遅らせてみると言うなど、いたずらっ子のような発言も多く、自分の興味関心を優先させる場面も見られる。
打倒ミュオソティスで手を貸しに来た際の、頭の回転の速さも発明家故か。
これらをひっくるめて、彼に対して「胡散臭い」「一筋縄でいかない」というイメージを持つ人が多いと思う。
しかしながら、時折孤児院にいた人たちのことを懐かしむなど、人間らしさを感じられる台詞もある。
彼のそういった面に触れたプレイヤーは、いっそう困惑し、その一方で彼に惹かれていくのかもしれない。
(11/15追記部分)
彼のスペル「アノードとカソード」「コーヒーかティーか」「ミニマリズムとマキシマリズム」はすべて対照的なふたつのものを挙げたスペル名となっている。
それらと同じように、彼の性格も、残虐さと胡散臭さ、無邪気さと純真さが共存しており、奇妙なバランスを保ちつつ両立しているのが彼の性格とも言えるのかもしれない。
以下はメインストーリーでの、特にお気に入りのXの台詞。
2枚目からのシーンは、レグルスたちの反逆にさっさと見切りをつけたシーン。
ぱっと見では冷淡そうに見えるものの、直後のシーンで財団に反撃するための有効的な手立てを助言したりと、味方とも取れる台詞が続く。根は善良なのだろう。
途中の「グッドラック」も含めてシナリオライターの手腕が発揮されたシーンだな……と内心思ってます。
1枚目はギャグシーンっぽさがあるものの、Xの性格を端的に描写しているのかもしれない。
これらのシーンで描写されている彼の「切り替えの早さ」は、発明家としての判断力を示したかったのかもしれないし、孤児院育ちの彼が後天的に身に着けた処世術である可能性もある。
ふつうなら、両親揃ったあたたかな家庭という安全地帯を手に入れられるはずの幼少期から、彼は孤児院という集団の中で暮らすことを強いられた。
小さな社会の中で彼が生きていく術として、不要なものを切り捨てていく判断力を養ったのかもしれない。
ダメージボイスでは一転して「…おい、後悔するぞ」と不穏な声で忠告するが、この苛烈にも思える台詞が彼の本心で、普段の穏やかな口調も後々身に着けたものなのかも。
そう思うと、「孤児院での事故」も彼にとって生きていくうえで障害になるであろう物を切り捨てただけに過ぎないのだろうか。
実際には彼の経歴の子細は謎が多く、生まれてすぐに孤児院に拾われたのか? それとも何らかの問題があっていくらかの養育の末に(アルカニストであることを疎まれた等)両親が手放したのか。
こんなに気持ちいいお日様を浴びたのは、孤児院の遠足が最後だったな。その後…あの人たちに見つかってしまった。
彼がここで言う「あの人たち」は、おそらく財団関係者を指しているのだろうけど、彼が財団に来るまでの経緯も謎に包まれている。
発明家としての才があることを思うと、元々発明家としてどこかの研究所に就職したのちに、アルカニストであることを悟られて財団へ移送されたのかもしれない。もしくは孤児院にいた頃から財団の目に留まっていて、そこからメカニカルサイエンティストとして財団に属することとなったのか。
彼の経歴が早く明かされて欲しいと願っています。
見た目について
最後に、彼の見た目についてちょこっと触れるんですが、やはり右目のゴールデンボール(仮)がいい味出してるなあと。
こんな風に愛らしく笑った顔は、どこか怪物的な右目に反していい意味でのギャップが感じられますし。
あとは、こちらを見定めるように目を細めた時。
なかなかに彼の醒めた内面が滲み出ている表情だと思うのですが、瞳孔の捉えづらいあの異様な片目が、その印象をちょっとだけやわらげているような印象も感じます。
Live2D技術は彼のためにここまで進化を遂げたのではないか……と思ってしまうほどの作り込みだと思いますね(つまり全部Xくんに収束するためのゴールドバーグ・マシンだったんだよ)(???)
取り合えず今回はこのあたりで締めようと思います。
情報まとめ+考察と書きましたが、ここまで見てきたように一個人の私的解釈モリモリなのでまとめというよりキャラ萌え語りと書いた方が正しかったかもしれない。
まあ企業wikiとかでもなく、単なる一プレイヤーが書いたものなのでご容赦ください。
これから設定が明かされるにつれて、この解釈が間違っていたと断定できる情報が出てきたりすると思いますが、その時は「当時のオタク、1の情報で100の妄想しすぎだろ」と笑ってもらえたら嬉しいです。
また時間がある時にでも、Xのメインストーリー内での台詞まとめ記事も作りたいですね。
(11/15追記部分)
完全に見逃してたんですが、リバース:1999はYouTubeでキャラ単独の紹介動画も投稿しているようです。
普段、YouTubeを情報収集に使わないので見逃してた……。
紹介ツイートにある「決して捕らえられない殺し屋」「それとも姿なき殺人兵器か」は孤児院時代のことだけでなく、このPV中のことも指しているのかもしれませんね。
敵が侵入してきたのにも関わらず悠長にしていたかと思えば、突然不機嫌を露わにして口調が荒々しくなるなど、やはり二面性や両極端さが主題のキャラなのかな?という感じがします。
全自動パン粉噴射装置がなんであるかは分からないので誰か説明してください。
キャラ紹介PVがまだ一部にしか割り当てられてないのを考えると、今後メインストーリーの序盤から活躍する予定なんですかね?
今後のゲーム更新がいっそう楽しみになってきました。
おわり