メギド72の思い出

 

メギド72が72か月目達成ということで話題になってますね。
なのでもう離れちゃった側なんだけど、自分も思い出とか語りたい。

 

自分はかなりかなりかなり初期の頃にやってた勢です。
特にやりこんだのがジズの「嵐の暴魔と囚われの騒魔」イベント真っ最中だったかな……。
あんまり手持ちキャラが居なかったので、ほぼ配布メインでPT回してました。たしか初ガチャでアムドゥスキアスを狙い撃ちして、そこにガープorブニで攻撃を受けて、搦手にシャックス、純粋なアタッカーにマルコシアスかシトリー入れてたな……。
列挙するにあたってキャラ一覧を見返してたんですけど、懐かしすぎて少しうるっとした。バルバトスとかダゴンちゃんが好きだったのを覚えてる。

 

あとメギド72を始めたきっかけがリア友に勧められたからなんですけど、同時にその友人にいもげの存在を教えられて、夜な夜ないもげのメギドスレを覗きに行く怪人となってました。あとほぼ同時に鉄血のオルフェンズを見始めて、オルフェンズのいもげスレも見てた気がする……前後の時系列が曖昧だから多分間違ってる。

 

前述した「嵐の暴魔と囚われの騒魔」が特別記憶に残ってて、このイベントストーリーって見た目は猫耳の生えた可愛らしい女の子であるジズが、力をコントロールできずに周囲に被害を与えるからって、村から追放されてたった一人で生きていかなくちゃいけない出だしから始まるんですよ。

これがジズちゃん(公式サイトより引用)

ジズは猫耳のせいもあって初対面の人間からも気持ち悪がられて、心無い言葉を浴びせられるシーンもあります。
その中で、見ず知らずの女性にジズが助けを求めるも、女性に拒絶された時の台詞が「なんで私なのよ!」なんですよね。
ジズは「や、優しそうだったから……」と答えるんですけど、これは見た目で差別された側のジズが、自分自身も相手の見た目で判断しようとしたって描写になってて当時かなり痺れたんですよ。

 

そしてストーリー終盤で、ジズとは別の主人公一行が、被害に遭っている街へ駆けつけて救助している時に、ジズに心無い言葉を浴びせたモブ複数名が再登場して(拒絶した女性も含む)主人公たちにお礼を言いながら避難するんですが、その時のモブたちのネームが「親切そうな男性」みたいなのに切り替わってて、痺れる通り越してゾワ~っとしたんですよね。
あの拒絶した女性も「優しそうな女性」みたいな文言に変わってた(ゾワ~……)
もちろん主人公一行はプレイヤーの視点とは違って、彼らがジズを罵っていた姿なんて知らないので彼らの視点からすると特におかしくもない描写である。

 

こういうメタ的な認知の話をソシャゲのイベントストーリーでやってくれるのが、当時すごく革新的だったな……と今になって思う。


そしてジズの後にイベントで実装されたのが確かベヒモスだったんですよ。
このキャラもジズと同じく獣耳が生えたキャラだったのに、ストーリー中ではその見た目を奇妙がられはするものの、それを理由に差別されたりはされてなかったんです。
それについてプレイヤー間で「ジズが差別されたのは、獣耳が生えてるうえに弱そうで反撃してこなさそうな見た目だったからではないか? 違うのなら、成人男性の見た目に獣耳の生えてるベヒモスが同じような目に遭ってないのは何故?」みたいな考察が繰り広げられたのも面白かったです。

 

メインストーリーはたしか区切りのいいところで止めてたんですよね。
紅い月?だかの災害を止めたみたいなところで、当時実装されてたメインストーリーの最新がそれだったはず。
一日48時間あったらまたメギドやれてたかもしれないな~とこうやって書き出してみて思いましたわ。

当時は一人暮らししてたんですけど、マンション全体のWi-Fi環境が良くなかった?のか、メギドをインストールするにあたって、スーパーに徒歩で行く前にデータダウンロードを開始したんですけど、30分以上経って帰って来た時にまだ終わってなかったのを覚えている。

結局、翌日になって大学のWi-Fiを借りてダウンロードしてた。

あの頃のソシャゲと言えば、fgoが一大ジャンルだったので、原作の無いアプリゲームって物珍しかった気がする。

というかメギドを知ってからもう7年近く経ってるのか……月日の流れがいよいよ怖くなってきた。

 

おわり