職業訓練で、Illustratorの授業が始まってから一週間経ちました。
今までExcel、Word、PowerPointなどのoffice系ソフトを授業で習ってきました。
ここら辺は大学で使ったり、事務職時代にいじっていたのである程度操作方法が分かっていながらの授業だったので気が楽でしたが、ここ数日はけっこう大変でした。
なにせ私はIllustratorの起動方法さえ分からないレベルの、初心者中の初心者だったのでね……。
それでもアイビスなどのペイントソフトを普段から使っていたおかげか、すぐに手に馴染む操作が多く、初日以降は講師の方が説明している部分の数段先の操作を一人でサクサクこなせていましたね。
Illustrator、ちょっと前は一つ一つのツールの説明文が表示されず、アイコンのみでツールの見分けをつけなきゃいけなかったり、ショートカットキーを多用しなければ使いこなせない代物だったようです。
私の父親は、自営業でどうしてもIllustratorでの作業が必要になったのですが、上記の理由から自分では使いこなせず、結局外注したと語っていました。
しかし今はアップデートされたのか、アイコンの上にマウスカーソルを置くと、何のツールなのかの説明+おしゃれなGIFによる使用例アニメが再生されるなど、かなり使いやすい仕様になっていました。
自分、もしかしたらめちゃくちゃいいタイミングでIllustratorを学べているのでは……? と思ってしまうくらいに嬉しいアップデートだ。
そんなこんなで良い感じのスタートダッシュを切れたのですが、やっぱり一から新しい知識を頭に叩き込んでいるせいか、疲労が蓄積されている感じがします。
勝手にテキストをどんどん先に進んで操作しているので、隣席の方に「もしかして家で予習してきてるんですか?」と聞かれるレベルで表面上は余裕そうに見えるっぽいですが、授業が終わると帰宅即寝落ち→夜10時くらいになってようやく起きる、ということが多々あります。
なので土日を控えた金曜日の今日の安堵感がすごい。
Illustratorの授業についてですが、訓練内で購入したテキストを参考にしながら、講師の操作を見て全員で問題を解いていく形式です。
このテキストは「Illustratorクリエイター能力認定試験」という資格試験に則った対策問題集らしく、その資格試験の形式に合わせて「実技問題」と「実践問題」に分かれています。
「実技問題」はかなりミニマルな内容で、「ただの一本線を点線にしなさい」「ウニ型の図形を歯車型に変形させなさい」「写真をハート形にくりぬきなさい」みたいな感じ。だいたい数分でできます。
本試験ではこれらが複数個出てくる。
で、「実践問題」はこれよりボリュームがある内容で、まっさらな新規作成ボードに、問題に沿って画像を入れたり加工したりを繰り返していき、一枚のポスターやチラシを作っていく形式です。
実技問題を数十個くらい組み合わせた内容ですね。
問題をこなしていくには各ツールを理解していないといけないので、講師の方の説明を聞きながらやっていくうちに自然と使い方を覚えていけるよ、的な感じ。
1週間たった今、習った内容を大まかに挙げていくとガイドの作成、アピアランスパネルの調整、各種ブラシ、画像挿入、整列、拡大縮小、パスのオフセット、ドロップシャドウ、他レイヤー関係のこまごまとした操作(本当に大まかにしか挙げてない……)
こういう風に書くと職業訓練で学んでみてどう? 独学でやるよりよさそう? って聞かれそうなので書いておくけど、自分は職業訓練で習ってよかったなって思ってる。
YouTubeの解説動画とか商材系と比べると、講師の方の自我が入ってるのが良い感じに作用してる。
「私は普段こんな感じに使ってますね~」って感じで、線ウインドウとかカラー・グラデーションウインドウをどこに収めておくと便利なのかとか、経験からくる「こうした方がいいよ」がたくさん聞けるのが嬉しい。
あとはショートカットキーの存在を事あるごとに言ってくれるので習慣化しやすい。
たとえばドキュメントを閉じるときにも毎回「じゃあコントロールキーとwを押して~」って教えてくれる。
自分はExcelでも結局ショートカットキーをあまり使わない癖ができちゃったんだけど、毎度言ってくれるおかげでIllustratorは習慣化できそう。
このソフト、Excelとかよりショトカキーが使い心地を左右してくるな……と感じてます。
こんな感じの近況報告でした。
Illustrator、もしデザイン系の仕事するなら絶対主戦力になるだろうし、めちゃくちゃ覚えなきゃいけないな……と今から気合を入れている。
どんどん気温が上がっていってバテそうな毎日なんですけど、せっかく職業訓練に受かったんだから頑張りたいと思ってます。
おわり