高校生の頃、一時期コンビニご飯しかお昼に食べられない時期があった。
コンビニご飯といっても弁当とかじゃなくて、おにぎりとかサンドイッチみたいな、片手で食べられる系のやつだけ。
箸とかスプーンを使うものだと、途端に食べ進められなくなって、箸を置いてしまった。
コンビニ弁当でも、母親の手作り弁当でもそうだった。
何かしらの精神の不調でそうなってたのかもしれないし、単に思春期特有の気まぐれによるものだったのかもしれない。
でもとにかくそんな感じになって、毎日コンビニのおにぎりばかりになった。
お昼は当時、書道部に入ってたのでそのまんま書道室に集まって食べてた。
正直、部活は真面目にやってなかったし友達と駄弁るための空間が欲しくて入部してたけどお昼だけはすごく解放感あってよかったな。
昼休みまで教室で過ごすのが苦痛だったので。
書道部だと、書道準備室内にひとりひとつロッカーを割り当てられるんだけど、毎日おにぎりについてくる使い捨ておしぼりをロッカーに投げ入れてた。
なんでそんなことしたのか分かんないけど、未使用のおしぼりを捨てるのも勿体なかったのかもしれない。
だから少なく見積もってもおしぼり50はロッカーに溜まってた。
ロッカーには蓋とか戸もついてなかった。
ので丸見えになってる。
他の子は真面目に書道セットとかをロッカーに入れてたのに、自分だけおしぼりの山が詰め込まれてた。
毎日コンビニご飯なことよりも、おしぼりの山のせいで当時こいつ頭おかしいなって、友達に思われてた可能性ある。
おわり