「この上司もシオンタウンのゆうれいにビビってたのかな」と考える

 

30代の人と会うたびに、この人もポケモン赤緑で遊んだ思い出があるのかなあと思ってしまう。

 

私はポケモン赤緑が発売されて少し経った後に生まれた。

ポケモンはそこから赤緑、アニメ、金銀と社会現象レベルのブームを起こしたわけだが、生まれたばかりの赤ん坊がゲームを遊べるわけもないので、私が実際にポケモンをプレイしたのは小学校に入ってから買ってもらった「ファイアレッドリーフグリーン」だったと思う。

 

なので、ポケモン赤緑がどれだけ当時の子供たちにとって衝撃だったのか、どれだけの影響力を与えたのか、ということを私はちゃんと分かっていない。

ネットで精力的に活動している世代がドンピシャなのか、赤緑の頃の思い出をぽろっと記事中や動画内でこぼす人をよく見かけるので、そこから当時の空気をちょっとだけ感じ取れるくらいだ。

「30代前半から後半、主にそのあたりが赤緑世代なのかな?」というのが自分の年代と照らし合わせて導き出した推測だった。

 

そのせいか、最近は30代の上司とか先輩と対面すると「この人もヒトカゲを選んでタケシで苦戦したのかな?」とか「シオンタウンのゆうれいにビビったのかな?」とか「サファリゾーンでケンタロスとラッキーを捕まえるために粘ったのかな?」と考えてしまう。

30代の人、歳が近いように思えて世代的な話題が微妙にズレていたりと、すぐに打ち解けられることが少ないんだけど、こう考えるようにすると親しみやすさを感じられるようになる気がした。

 

おわり