人生で最後の旅行になるかもしれない、そのくらい旅行というものに縁がない。
旅行といえば幼少の頃に行った東京旅行、函館旅行、他に小中高の行事で行った修学旅行くらいだった。
母親が東京行き新幹線のチケットを会社のビンゴ大会で当てて、ちょうど同行できそうな暇人無職(私)が隣にいるからと、私も行くことになった。
旅行したことがなさすぎて、旅行前日の準備でさえ新鮮で楽しい。
出発日から逆算して、コスメや服をバーーッッと検索して似合いそうなものをバーーッッと買いあさっておくっていう作業も面白い。
普段は月に一回コスメを買い足すくらいの頻度なので、ここ数日で5つも新しいコスメを買ったせいで、平常時の5倍のスピードで買ったことになる。
あとは、やるべきこと(美容院や車のタイヤ交換)を旅行の前に済ませておくという工程も気持ちよかった。
用事を詰めに詰めて消化していくRPGのミッション感と、小ぎれいにしていく過程がハレの日に備えてる感があって楽しい。
毎年こういうハレの日(コミケやライブなど)がある人は、こういう流れをいつもやっているのかなあと思うと、ああいう人たちがなんだか活気にあふれている理由も分かる気がする。
そういえば、後日単独で記事にしようと思ってるんだけど、骨格ストレートから骨格ウェーブになった。
なったというか、今までストレートだと勘違いしていた。
5キロ瘦せたことにより、脂肪が削ぎ落されて本来の骨格が露になりました。
骨格ストレートの特徴である「体の厚み」が、自分に合致しているんだと太っているせいで思い込んでいた……。
体のライン自体が変わってしまったので、服を買い替えようとSHOO・LA・RUEに行ってきた。
オンラインストアで目星をつけていた服(骨格ストレート向き)を試着したらあまりにも似合わなさ過ぎて、結局全然違う服を買ってきました。
買おうと思ってたけど似合わなかった服がこれ↓
これが逆に着太りして見えた。
今より5キロ太っていた時代は、「Vネックだから痩せて見える!」とこういうのを好んできていたのに。
今これを着ると、骨格ウェーブ特有の貧相な上半身が強調されて、首回りがやせぎすっぽく見えるのに反して、お腹周りの体のラインを拾わないようにされてるつくりが、変に膨張して違和感を覚えさせる。
骨格ストレート(だと思い込んでいた)時代は、「首回りを露出して痩せ見え!」「胴体の厚みを拾わないように!」って意識した服ばかり買っていたのに……。
逆に試着してめちゃ良かったのがこの服↓
胴体とか腕のラインを貧相過ぎない感じで拾ってくれて良い。
今より5キロ太っていた頃なら買わなかったかもしれない。
どうして骨格ウェーブだったのをストレートだと勘違いしていたのかというと、似合う服の系統が似ているからかもしれない。
ストレートは「着太りしないように上半身はピタッとした服を着ましょう!」と指導されるのが、ウェーブは「華奢な上半身を強調するために体のラインを拾う服を着ましょう!」と言われるし。
ストレートは「スラッとしている膝下~足首を露出させて縦のラインを作りましょう!」って言われるのが、ウェーブは「肉の付きやすい太ももを隠すために太ももより下だけ露出したコーデにしましょう!」って言われる。
なんていうか似た系統の服を選びやすいんだよ。
それが「長所を強調する」「短所を隠す」っていう裏表逆な理由で選択されてるだけで……。
こんな風に書きはしたけど、本来ウェーブとストレートってほとんどの系統は真逆です。
ウェーブに似合うプリーツスカート・フレアスカートはストレートには似合わないし、パフスリーブもストレートには鬼門。
ただ自分のように、大人っぽい着こなしを意識すると上記みたいに似た服を選びやすくはなる。
あとは「骨格ストレートに似合う」と言われている服の大半は、単に太っているだけの人にも似合うんだよね……残酷だけど……。
旅行前の買い出しについてきた母親もあまりの似合わなさに絶句していた。
そりゃ毎回毎回Vネックばかり着ていた娘が突然似合わなくなったらそうなるわな。
「茶髪から黒髪にしたから似合わなくなったのかなあ」と言ったら「絶対違う!痩せたからだよ!」と言われた。
うれしい。
しかしこのせいで、手持ちの中で着太りせず着れるのがタートルネック・ボトルネックの服ばかりになった。
タートルネックは本来ウェーブには鬼門なんだけど、体のラインをいい感じに拾う服で手持ちにあるのがこれしかないんですよね。
ウェーブに似合う服を買い足すか……と思っても、今までずっとスルーしてきた系統の服をいざ見ようとしても無意識にスルーしちゃうから難しい。
ちなみにウェーブに似合うのはスナイデルらしい。
買うか……スナイデル……。
おわり